OSK日本歌劇団が7月2日から4日まで東京・新橋演舞場でトップスター高世麻央の東京初お披露目となる「レビュー夏のおどり」を上演する。歌舞伎のエッセンスを取り入れた和物レビュー「花の夢 恋は満開」と洋物レビュー「Take the beat!」の2部構成。14年にトップスターに就任した高世は「出ずっぱりで、お大尽をやったり、レディーにもトライして、早変わりで何役もやって大変です。OSKの魅力、高世の魅力がいっぱい詰まっている舞台」と自信を見せた。

 OSKは大阪を拠点に1922年に誕生、かつては宝塚歌劇団と並ぶ少女歌劇団。03年に1度解散したが、ファンに支えられて復活。演舞場公演は2年ぶりで、東京でのトップお披露目は初となる。桐生麻耶、折原有佐、真麻里都ら続くスターも育ち、高世は「OSKレビューは目で見て楽しめて、グローバルにも喜んでもらえる。東京で大きな花を咲かせたい」。