人気漫画「GANTZ」などの作品で知られる漫画家の奥浩哉氏が、漫画作品の実写化について持論を語った。

 奥氏は29日、ツイッターで「なぜ無理っぽい漫画の実写化が続々と作られるのか?」と書き出し、「それは、知名度がある原作とイケメンの組み合わせだけで内容はテキトーでも観に行く人達がいっぱいいるからですよ。コアなファンなんて最初から相手にされてません。もうからなかったら誰も作りません」と持論を展開した。

 奥氏の「GANTZ」も2011年に実写化され、ヒットを記録した。ヒットの要因について「GANTZやアイアムアヒーローは無理目というよりか、現実的。主人公日本人で、舞台も日本の実際に撮影できる景色だし」と述べ、反対に実写化に無理があるのは「とにかく、少年誌のファンタジーのような世界観全部作らなきゃ無理みたいなやつが無理な企画」だと私見を述べた。