俳優真剣佑(19)が31日、そごう横浜で、映画「ちはやふる」(小泉徳宏監督、公開中)スペシャルトークショーに出席した。

 同作で共演した同年代の俳優たちとは、今でも仲が良いという。泊まり込みでのロケの際は「次の日朝7時出発だったのに、全員野村(周平)の部屋に集まって朝まで『人狼ゲーム』して、『あと2時間しかない!』ってこともありました」と、仲良しエピソードを披露した。

 彼らとは今でも連絡を取っていると話したが、野村については「全然連絡してこない」と一蹴。「たぶんあの、かの…友達より彼女なのかな? ってね…あ、怒られるやつだこれ」と発言し、集まった130人のファンをざわつかせた。

 福井弁を話す役作りのため、2週間福井のウイークリーアパートに滞在した。そこでは焼き肉屋でのアルバイトも経験したといい「バイト先でできた友達と東尋坊に行きました」と思い出を語った。

 大ヒット中の映画だが、自身もプライベートで3回ほど見に行ったという。「別の映画の撮影中に、共演の俳優とふたりで地方の映画館に行きました。横で立ち泣きしてましたよ」とうれしそうに話した。

 今後は「にがくてあまい」(草野翔吾監督、9月10日公開)、「少女」(三島有紀子監督、10月8日公開)と、立て続けに出演映画の公開が控えている。「『少女』のほうは重い役なので、嫌なことがあったら見なくても良いです(笑い)」と、独特の言い回しで宣伝した。