布袋寅泰(54)が1日、ライブ活動無期限休止を発表した氷室京介(55)のファイナルライブを観賞したことを公式ブログで明かした。以下、全文。

 「氷室京介『LAST GIGS』最終日を観させていただきました。

 耳の不調と戦いながら、35曲をフルパワーで歌いきったボーカリスト魂、最後まで貫かれたストイックな美学に心震え、感動しました。

 ステージで歌う姿をもう観れないのはとても寂しいけれど、コンディションの回復を祈ると共に、これからの創作活動を楽しみにしています。

 貴方と出会い、貴方の隣でビートを刻み、歌い、踊り、笑顔を交わせたことは、ギタリストとして最大の喜びであり誇りです。

 心からの感謝と最大のリスペクトを込めて。ありがとう。そしてお疲れ様でした。

 I truly want to thank you from the bottom of my heart. HOTEI」

 布袋は、氷室がライブ活動無期限休止を発表した直後に、ブログで「もし彼が本当にステージから姿を消してしまうなら 最後のステージはせめて一曲でも 隣りでギターを弾かせてほしい そう願うのみ」と思いをつづった。

 その後、日刊スポーツなどのインタビューでも氷室に対する思いに言及。「(休止発表は)すごくびっくりしたし、耳の調子が悪いということでとても心配。10代のころから、共に戦ってきた同志ですから。ただ、(ラストライブへの出演は)自然に任せたいなと。断る理由はないですね。でも、最後のステージは彼の思うステージであるべきだと思います」などと語っていた。

 その思いは実現しなかったが、この日のブログであらためて、氷室への尊敬とねぎらいの気持ちをつづった。