千葉・船橋市の非公認キャラクターふなっしーとタレント小島瑠璃子(22)が2日、都内で、舞台「レジェンドオブふなっしー」(30日初日、横浜・DMMシアター)の公開アフレコに出席した。

 「ライブホログラフィック」という技術を使い、立体的に映し出されたふなっしーが舞台で動く、世界初の試み。ふなっしーは「(自分は)その場にはいないんで、いろんなこと期待しないでほしいなっしーな!」と、来場するファンに注意を呼びかけた。

 剣と魔法の世界が舞台で、ふなっしーは見習い剣士、小島はツンデレなヒロインの声をそれぞれ担当した。声優初挑戦の小島は「最初の10分に1時間半もかかって、終わらないんじゃないかと思った。もう全部NGでした。しゃべったらNG、何してもNG」と初アフレコの苦労を明かした。ただ、全体の収録は2時間半で終わったといい、ふなっしーから「巻いたナー! 大丈夫か、クオリティー」と心配されていた。

 ふなっしーは着ぐるみを脱いで収録に臨んだという。「一皮脱いで仕事したら、楽だったなっしーな。(普段は)死と隣り合わせの仕事なっしーよ」と本音をこぼしていた。