NHK大河ドラマ「真田丸」(NHK総合日曜午後8時)の5日の平均視聴率が、16・6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが6日わかった。

 前回5月29日の平均視聴率が、16・8%だったことから微減となった。

 5日の回は、秀吉の前で上野・沼田領の所有について裁定をうけることになった北条と真田。今はやりの“法廷ドラマ”風に話は進む。裁判長が秀吉、「沼田はそもそも自分たちの所領」と訴える原告が北条、訴えられた被告が真田。証人に立つのが徳川という構図。結局は「政治」で沼田城は北条、真田はすぐ近くの名胡桃城(なぐるみじょう)だけは抑えた。ところが北条方が名胡桃城に攻め込み奪ってしまう。豊臣秀吉(小日向文世)は、これを口実にして、北条征伐に立ち上がる、といった回だった。

 北条氏政を演じる高嶋政伸の“怪演”が面白い。