NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の7日の平均視聴率が、23・5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが8日わかった。前日6日は23・1%だった。

 これまでの最高は、4月27日の24・6%。同26日の回が20・7%と自己最低タイだった。初回からすべて20%超を記録している。

 7日の回は、家訓の月に1度の一家そろってのお出かけに、末娘の美子(杉崎花)は来なかった。「青柳商店」の奉公人らが正月に帰省するときのお仕着せを縫う手伝いをしていて待ち合わせに間に合わなかったのだ。「家訓がそんなに大事なのか」と常子(高畑充希)とケンカをして一家は気まずい雰囲気になってしまう。

 常子の会社に、ある日、女性が訪ねてくる。タイピストの先輩女性をみつけると「この泥棒ネコ!」と叫んでつかみかかる。女性は男性社員の妻で、タイピストの女性社員が夫と不倫していたことを知り、会社に怒鳴り込んで修羅場となったのだった。総務部に呼ばれた先輩タイピストはその日限りでの退社となった。それに比べて男性社員は…。今、話題の不倫が、朝ドラにもマッチしてしまった回だった。