初の舞台主演を果たす元SKE48の松井玲奈(24)が、新たな一歩を踏み出すにあたって葛藤する胸中をツイッターで明かした。

 松井は23日に初日を迎える舞台「新・幕末純情伝」で沖田総司役を演じる。劇作家つかこうへい氏の七回忌を記念して上演される作品で、89年に初演を迎え、「沖田総司は女だった」という当時としては奇抜な設定で驚かせた、つか作品の代表作の1つ。主演は過去に広末涼子、石原さとみ、桐谷美玲らが務めた。

 今回の抜てきに「(プレッシャーは)ないんですよね」と語っていた松井だが、12日にツイッターで「外に出で自分の小ささを力のなさを感じる のびしろはまだまだあると信じて日々もがくけどそれでも世界はずっとずっと広い」とSKEを卒業し、1人の女優として歩むことになった現在の心境を明かした。

 今回の舞台では坂本龍馬役のお笑いコンビNON STYLE石田明(36)とのラブシーンもある。アイドルから脱皮し、新たな道を進む岐路に立っている松井は「みんなも気持ちをリセットして新しい最初の一歩を踏み出す姿を見守っていただけるとうれしいです」と呼びかけた。