NHK大河ドラマ「真田丸」(NHK総合日曜午後8時)の19日の平均視聴率が、17・6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが20日わかった。

 前回12日の平均視聴率は18・9%だった。

 19日の回は、ようやく小田原城の開城に応じた北条氏だが、豊臣秀吉(小日向文世)は、北条氏政(高嶋政伸)には切腹を命じる。

 徳川家康(内野聖陽)や大谷吉継(片岡愛之助)の「だまし討ちになる」という言葉も聞き入れない。

 氏政も「生き恥はさらしたくない」と受け入れる。切腹前に好きだった汁飯を食べる演技がすごい。

 信繁(堺雅人)は、伊達政宗(長谷川朝晴)と運命の出会いをする。政宗は、ずんだもちをついて秀吉に気に入られる。諸大名は政宗の“軽さ”にあきれた。だが、政宗は信繁に「あと20年早く生まれていたら、もう少し京の近くに生まれていたら、自分は秀吉にとってかわっていた」と本音を打ち明ける、という回だった。