NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の20日の平均視聴率が23・9%(関東地区)だったことが21日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 これまでの最高は、4月27日と、6月8日の常子(高畑充希)が帝大生の星野武蔵(坂口健太郎)にプロポーズされた回の24・6%。4月6日と同26日が20・7%と自己最低タイだった。平均視聴率は、初回からすべて20%を超えている。

 20日の回は、出版社に務めることになった常子は忙しい毎日を送っている。編集会議を行っているとき、会議に煮詰まったために男性社員のお茶を入れ替えようとすると編集長から「何をしている。編集会議の時は会議のことを考えろ。君の考えはどうなんだ」と聞かれる。「女性がでしゃばっていいのですか」と驚く常子に「男も女も関係ない」。新鮮な驚きと喜びを感じる常子。そのことを家族に話すと祖母の滝子(大地真央)は「人の役に立つ企画がいい」とヒントをくれた。

 また、祖母の滝子が再生不良性貧血にかかっていることもわかる回だった。