綾野剛(34)が22日、東京・JR新宿駅東口のステーションスクエアで開催された映画「日本で一番悪い奴ら」(白石和彌監督、25日公開)の公開直前イベントに出席した。

 期間限定で同所に設置された映画のPRスポット「新宿日悪署」の落成式が行われ、綾野がテープカットを行った。綾野は「裏には本物の交番があるのに、感激です」とあいさつ。「日本が潔癖になっている中で、こういう祭りをして過ごせるのはロックなこと」とアピールした。

 また、この日は映画の主題歌を担当する東京スカパラダイスオーケストラ feat.Ken Yokoyamaも登場し、ミニライブを行った。東京スカパラダイスオーケストラのファンだという綾野は、初対面の同グループに「最高にかっこよかった」と感激。演奏後、一列に並ぶと「素晴らしいことなので、写真に撮って残しておいてください」と、興奮気味に話した。

 同作は、日本警察史上最大の不祥事と呼ばれる実話をモチーフに、北海道警察の刑事の26年間を描いた作品で綾野は、やらせ逮捕や拳銃購入、覚せい剤密輸などの悪事に手を汚す主人公の警察官を演じている。