高校に侵入して制服などを盗んだとして、窃盗と建造物侵入の罪に問われた元お笑いコンビ「キングオブコメディ」の高橋健一被告(45)の第4回公判が24日、東京地裁で開かれた。

 この日は6月3日付の追起訴分の審理が行われ、昨年4月4日に練馬区内の高校の女子更衣室に侵入し、上着2着など23点、8万9750円相当を盗み、同日、横浜市内の高校でも16点、2万4600円相当を盗んだことが明らかになった。他に、大田区や品川区内の高校についての各2件の建造物侵入も。高橋被告は起訴内容に頭を下げながら「間違いありません」と言葉を発した。

 高橋被告は、7日に保釈されていたが、保釈後初めての公判。保釈前の過去3回の公判は髪が伸び、ネクタイもしていなかったが、この日は、髪を切り、スーツにネクタイをして、スッキリした印象。最後は傍聴席に向かって無言のまま約5秒間頭を下げていた。次回9月2日の公判で判決前の審理をすべて終える。