東北各県の夏祭りが集まる「東北六魂祭2016」の初日が25日、青森市で行われた。

 地元の青森ねぶた祭など東北6県の祭りに、今回は八戸三社大祭も特別参加。スポーツ6紙が共同で立ち上げた女性6人組ユニット「スクープ!?」のメンバーが熱気を体感した。

 東日本大震災からの復興を祈念して始まった祭りは、今回が最終回の6回目。約1キロのパレードコースの沿道には大観衆が詰めかけた。ねぶた3台、約500人の青森ねぶた祭のパレードが始まると、この日一番の盛り上がりを見せ、掛け声があちこちから飛び交った。

 日刊スポーツ担当の武田るい(25)らスクープ!?のメンバー3人は沿道で観覧した。武田は中学生時代の修学旅行で、青森市を訪れた経験があるが、ねぶたを見るのは初めて。「ねぶたの迫力がすごくて興奮しました。各県の祭りもそれぞれ特徴があって、子供から大人まで参加していて楽しそうでしたし、今回で六魂祭が最後というのは寂しいですけど、最後に来られて良かったです」と目を輝かせていた。