タレント浜口順子(31)が26日、都内の所属事務所で結婚報告会見を行った。

 相手は3歳年上の一般男性で、浜口の誕生日である24日に婚姻届を2人で提出した。浜口によれば「自分とは正反対で寡黙な人。私の中では阪神の高山俊に似ている」。結婚の決め手は「あまりない。お互い結婚の話を避けていた雰囲気もあったけど、『もういいかな』と決意した」と話した。

 2人の出会いは06年。浜口の悩み相談に彼がのったをきっかけに彼からの告白を受け、翌07年から交際がスタート。「まじめに面と向かって告られて、『えっ、この人そんなことをするんだ』と思った。でも、『はい』と返事しました」。プロポーズは3年前の誕生日。「彼の家でテレビを見ていた時に突然『結婚してください』。付き合い始めて4~5年経ったころに私なりのプレッシャーはかけましたが、反応がイマイチだったので、『考えてくれていたんだ』と思った」。3年間の空白は「理由は特にない。早く結婚しないと相手が逃げてしまうとか不安はお互いなかったので」という。彼の浮気の心配については、「それはないと信じたい。不安があるとすれば料理。見た目も、味もイマイチのようです。家事も出来ないポンコツ嫁ですが、もし浮気をされたら私にも責任があるのでその時は反省します」と神妙に語った。

 会見で披露したカルティエの指輪はこのプロポーズ後、浜口が増税を理由の購入をすすめたという。「翌年4月から増税だったので、3%はでかいと思って」と笑った。「家でつけることはありましたが、やっとこうやって披露できました」と笑顔を見せた。

 9年半におよぶ交際だったが、「私の恋愛には皆さん興味ないようで、普通に食事にもいっていましたが、1度も話題にならなかった。だから、こんなに集まってくれるなんて思わなかった。ホリプロスカウトキャラバンのグランプリ受賞以来ですね」とやや自虐的だった。事務所の先輩で敬愛する井森美幸について、「実は婚姻届を出した足で井森さんのラジオ番組に出ましたが、言えませんでした。『今じゃないな』って。まだ、言えていないので、この報道で知ることになると思います。頑張って追いついてください」とした上で「あえて、だれのモノにもならないというのもいいと思います」と話した。

 結婚式・披露宴は未定。「妊娠もしていないので、体を張るロケもOKです。この結婚を『超変革』にしたい」と大好きな阪神のスローガンにあやかり「超変革婚」と称した。