高橋みなみ(25)が28日、東京・浜離宮朝日ホールで行われたトークイベント「リーダーDive!」に出席した。

 週刊誌「AERA」主催のイベント。昨年12月に発売した著書「リーダー論」(講談社AKB48新書)が累計12万部を超えるロングセラーを続ける高橋が、LINE田端信太郎上級執行役員と「新しいチャレンジとリーダーシップ」について語り合った。

 トークでは、今年4月の卒業までAKB48グループの総監督として300人を超えるメンバーを引っ張ってきたノウハウを披露した。メンバー間に年齢差もある中で、日々研究していたという。「毎日がすさまじいスピードで流れている中で、ちょっとずつクリアしていく感じで、まずは自分がやっているところを見てもらうようにしていました」。また、リーダーとして大切なこととして「かじを切っていくのがリーダーですが、方向を間違えて、周りから指摘されたときに『ごめんねー』と弱さを見せられるかを大事にしていました。そこから信頼につながります」と“コツ”を明かした。

 また、新しいことにチャレンジする際も、「失敗は成功のもと」と1歩踏み出してきたといい「例えば相手から(チャレンジを)提案されたときに、『やってみますか』という心構えを持っていることが大事だと思います。やってみることが、新しい自分に出会えるチャンスだと思います」と話すと、会場のビジネスマンも、大きくうなずいていた。