アイドルグループNEWSの手越祐也(28)が、生まれて初めて挫折を味わったというジャニーズ事務所に入所した当時を振り返った。

 手越は3日放送の日本テレビ「チカラウタ」に出演。15歳でジャニーズ事務所に入り、10カ月後にNEWSとしてデビューするという順調な滑り出しだったが、同時に挫折を味わい、苦しんでいたと明かした。

 MCを務める同グループメンバーの小山慶一郎は手越の意外な告白に「え、挫折? 挫折しないでしょ?」と驚いたが、手越は「やっぱりデビューして間もない頃は、そりゃもう悩みもあったり、環境にもついて行けなかったりとか」と当時を振り返った。

 手越は小中高と学生時代、常に学校では中心的な存在だったという。「ずっとサッカーやってるんですけど、サブに回ったことは一回もない。ずっとレギュラーで。勉強もクラスでトップクラスでしたし、学級委員長とか班長や応援団長みたいな」と、そんな中でジャニーズ入り。するとそこでは自分よりも先輩たちが中心で、手越は「今まで何でも仕切っていた僕が、一番歴も後輩で、年齢も下で、一番下になったんですよ。その環境がとにかくストレスで、当時は母親とかに『もう現場行きたくない』って言ってた」と明かした。

 また「自分の歌が最強だと思ってたんですよ。周りのアーティストよりも自分の方が上手いって、自意識過剰で思ってた時期がありまして」と告白。挫折を味わっていた手越は、その得意な歌を有無を言わせないくらいの武器にしなければいけないと思い立ち、メンバーに内緒で自らボイストレーナーを雇い、学校帰りにカラオケでトレーナーと練習を繰り返す生活を送っていたと明かした。