覚せい剤取締法と大麻取締法違反(所持)の疑いで元俳優高知東生容疑者(51)が逮捕された事件で、妻で女優の高島礼子(51)の所属事務所は4日、「高島の検査結果は陰性で、薬物反応などは出なかったと麻薬取締部から連絡を受けた」と明らかにした。

 同事件は厚生局麻薬取締部が捜査。検査は高島が京都市内で記者会見した30日に行われ、4日午前中に結果が出た。高島は30日に「尿検査も受け、事情聴取も終わりました」と話していた。同事務所によると、今後も仕事は当初の予定通り行っていくという。

 高島は京都市内で行っていた、警察官役で自身が主演するテレビ朝日系ドラマ「女たちの特捜最前線」(7月21日スタート、木曜午後8時)の収録を3日までにいったん終え、4日は以前から決まっていた別の仕事をこなしたという。関係者によると、同ドラマは予定通りに放送される見込みだ。

 高知容疑者の逮捕が発覚後から、同事務所には「頑張ってほしい」などと高島への激励のメッセージが数十件届いていた。さらに高島が30日に会見を行った後はその数は急増し、現在は計100件を超えるメッセージが届いているという。