俳優佐藤健(27)と樹木希林(73)が、優れたテレビ、ラジオ番組や個人、グループに贈られる「第42回放送文化基金賞」の番組部門で演技賞を受賞し、5日、都内で行われた表彰式に出席した。

 佐藤は昨年放送されたTBS系「天皇の料理番」、樹木は昨年放送されたNHK福岡放送局制作の「いとの森の家」の演技が評価された。

 佐藤は「完全に作品に取らせていただいた賞だと思います。志の高い作品に声をかけていただいてうれしく思います。この作品やいただいた賞に恥じぬように仕事に励んでいきたい」とあいさつした。

 樹木は「欲が深いのでありがたいという言葉しかないです」と語った。また、個人・グループ部門で歌手さだまさし(64)が多彩な活動を評価されて受賞した。