10日放送された参院選挙の開票特番で、投票締め切り直後の午後8時の時間帯で、テレビ東京系の「池上彰の参院選」が民放各局の中で平均視聴率(関東地区)でトップだったことが11日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 「池上彰の参院選ライブ」は午後8時から120分間で平均視聴率は11・6%だった。日本テレビ系「参院選2016開票速報」(午後7時55分から62分間)で10・4%、テレビ朝日系「選挙ステーション」(午後7時57分から63分間)は7・7%、TBS系「激突選挙スタジアム」第1部(午後7時56分から94分間)は5・5%、フジテレビ系「FNNみんなの選挙」(午後7時58分から62分間)は5・4%だった。NHK総合「参院選2016開票速報」(午後7時55分から65分間)は16・3%だった(いずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ)。

 NHKにこそ負けたとはいえ、民放各局の選挙特番ではトップ。池上氏が当選者や党首らに厳しい質問をすることで注目されており、ネットなどでは話題で「池上無双」とも呼ばれている。

 池上彰氏の選挙特番の強さが際立った。