歌手の小林幸子(62)が、7日に亡くなった永六輔さん(享年83)との思い出を振り返り、「永さん、ゆっくり休んでください」と追悼した。

 小林は12日に「永六輔さん」とのタイトルでブログを更新し、永さんの訃報に「また、この世界に偉大な影響を与えた方が旅立たれました」と惜しんだ。

 小林はシングル「おもいで酒」が大ヒットした79年頃から永さんとは何度も一緒に仕事をしたという。最近会ったのは13年に東京国際フォーラムで開催された音楽イベント「永 六輔+中村八大[6×8 Song Book]」に出演した際。「打ち上げで突然私に『幸子!今度デートしような!』って、言ってくださったんです そこに黒柳徹子さんや松島トモ子さんもいらっしゃって『ちょっと、私たちにも言わないのになんなのよー!』なんて、冗談でおっしゃって その時の楽しそうにほほ笑んでいる永さんの笑顔は、とてもすてきで忘れられません」と振り返った。

 さらにその数カ月後に永さんのラジオ番組にゲスト出演した小林。「その時もデートの話になり、『どこにデートに行こうかー?』なんてお話しを最後までしておりました そして、それが永さんとの最後の会話になってしまいました」とつづった。

 小林は永さんに向け、「永さん、ゆっくり休んでください。そして、いつか夢であいましょうね。ありがとうございました」と感謝の言葉でブログを結んだ。