NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の15日の平均視聴率が23・1%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高は4月27日と、6月8日の常子(高畑充希)が帝大生の星野武蔵(坂口健太郎)にプロポーズされた回の24・6%。7月7日の19・4%が最低となった。

 15日の回は、花山伊佐次(唐沢寿明)が、1号だけと編集の手伝いを引き受けた。常子や鞠子(相楽樹)、美子(杉咲花)と特訓が始まる。立体的な挿絵にすることや、明快な見出しにすることなど的確なアドバイスを受ける。

 「ただし洋服よりも先に大切なことがある」と課題を残して帰る。常子は考えて考えて、闇市でヒントを得て「洋服より先に大切なことは下着の作り方だ」と気付く。そしてブラジア(ブラジャー)の作り方を載せることにした。

 「スタアの装ひ」の第2号は売れに売れて完売した。常子は花山に「ずっと編集長をしてほしい」と頼む。だが花山は断るのだった、という回だった。