フリーアナウンサーの小倉智昭(69)が、急性呼吸不全ため死去したタレントの大橋巨泉さん(享年82)への思いを語った。

 小倉は20日生放送のフジテレビ系「とくダネ!」で、「僕は巨泉さんがいなかったらこうやって『とくダネ!』の司会をやってるということもなかったと思うんですね。ほんとに僕の師匠だったし恩人でもあった。12日に亡くなったのを聞いて相当うろたえました」と語った。

 巨泉さんは05年に胃がんの手術をし、13年には咽頭がん、14年にはリンパ節のがん、15年には肺がんとリンパ節のがん、今年2月には左鼻腔(びくう)内のがんと、がんと闘い続けてきた。

 小倉は「一昨日お通夜で最後のお別れをしてきたんですけど、ほんとに細くなっちゃって、巨泉さんの面影なかったですけどね。最後のお別れだったんで、長年のお礼を言って、お有難うございましたと巨泉さんに話しかけてきた。覚悟はしてたんですよね。でもまさかこんなに早く別れが来るとは思いませんでした」と語った。