1978年(昭53)に連載が開始された魔夜峰央氏の人気ギャグマンガ「パタリロ!」の舞台版で、主人公パタリロを加藤諒(26)が演じることが22日、発表された。

 加藤は「先日舞台化の発表がありまして、インターネット上では加藤諒がパタリロ役ではないか、という意見を多数お見受けしました。そうです、恐縮ながら、ボクが演じさせていただきます。すてきなスタッフの皆さま、すてきなキャストの皆さまと、すてきな『パタリロ!』を作り上げたいと思いますっ!!! 果たしてどんな舞台になるのか、ご期待くださいませ♪パパンがパン♪」と、劇中で歌われる「クックロビン音頭」の一節を引き合いにコメントした。

 魔矢氏は「『パタリロ!』の世界を、生きている人間が、死んでる人間には無理でしょうが、表現できるとは思いませんでした。楽しみです」と話している。

 同作はマリネラ王国の国王パタリロ・ド・マリネール8世が巻き起こす騒動を描き、アニメ化もされた。舞台版では美少年マライヒは佐奈宏紀(19)、バンコラン大佐は青木玄徳(28)が演じる。

 12月8~25日、東京・紀伊国屋ホールで上演。