ABCテレビの脇阪聰史社長(68)は22日、大阪市福島区の同局で夏の定例会見を開き、タイガースが敗色濃厚の中、ファンが六甲おろしを合唱した20日の甲子園球場での阪神-巨人戦を観戦していたことを明かし「(ナインに)ゲキを飛ばすというか、(スタンドから)熱いものを感じた」と話した。

 同局はシーズン中の水曜、日曜日にタイガースの本拠試合を中継しており、在阪局でも強くタイガースと密着しており、脇阪社長も猛虎に期待をしている。

 タイガース密着情報番組「虎バン」も放送しており、今後もタイガースを応援する姿勢に「そこはブレはありません」と述べた。

 個人的にもタイガースに期待する姿勢に変わりはないようで「161球投げた後の藤浪君がどう変わるか」と言い、この日夜からの広島戦に向けては「新井さんにも、ちょっと手を緩めてほしい」と語った。

 一方で、この日付の日刊スポーツが、アレックス・ゲレロ外野手を獲得へ動くと報じたことについて触れ「やっぱり、野球はホームランで局面がガラッと変わる。ホームランが打てる人は、1人でも多い方がいいじゃないかと思います」と、期待感を示した。