高橋みなみ(25)が22日、福島・相馬市内で「RockCorps(ロックコープス)」(9月3日、福島・あづま総合体育館)のボランティア活動を行った。

 東北地域の復興支援を中心としたボランティア活動を行うプロジェクトで、活動の参加者が、その締めくくりとしてライブイベントを鑑賞できるもの。同プロジェクトのアンバサダー(大使)を務める高橋はが参加者23人に「笑顔の輪を広げましょう」とあいさつして、この日の活動がスタートした。参加者らとコミュニケーションを取りながら、草むしりや、壁画の作成を行った。

 AKB48時代には、グループとして東北の被災地訪問を行ってきたが、今年4月に卒業後は初めての被災地だった。高橋は「仮設住宅に来たのは初めて。東日本大震災から5年がたった現状をあらためて感じました」と話しつつ、アンバサダーとしても「伝えることに意味があると思う。東京にいて、被災地の情報を得る機会も少なくなってきていますが、来るとまだまだ時間がかかることなんだと実感します。発信できる立場でもあるので、続けていきたい」と話した。