お笑いコンビ、バナナマンが24日、都内でアニメ映画「ペット」(8月11日公開、クリス・ルノー監督)の公開直前イベントに出席した。レッドカーペットには、イヌやサル、ブタ、ミミズクなど多数のペットが登場し、さながら「ペットカーペット」に。

 日村勇紀(44)は、シバイヌにいたく気に入られようで、顔中をなめ回された。「顔をベロベロされて、うれしかった」表情を崩す日村に、設楽統(43)も「ちゅうちょなく、鼻と口を重点的になめられてたね」と笑っていた。

 2人は日本語吹き替え版の声優を務めた。ともにイヌの役だが、反発し合っている間柄だ。劇中の関係性にちなみ、「相手に直してほしいところは」と問われると、設楽は「家の電球が切れてるんで…」とボケをかまし、日村から「そういうことじゃないだろ」と突っ込まれていた。

 仕切り直した設楽は、「日村さんが1人でロケに行く番組で、(ロケ地の)名物を毎回、送ってくれる。でも、何も言わず、いきなり届くんです。野菜を買ったところにまた野菜が届くんです。ありがたいけどね」とやんわり指摘した。

 逆に、日村は「ものすごい数のあだ名を付けてくる。ブタ、カエル、モグラだ、フグだ、思いつくのはみんな言われてる。毒キノコとか、ピンク色のシャツを着てたら魚肉ソーセージとか。どれか1つにして」と訴えた。すると設楽から「日村さんがあだ名を付けやすい行動をするからだよ」と反論されていた。

 映画は今月、全米で公開され、3日間で興行収入1億435万ドル(約109億6000万円)を記録。オリジナルアニメとしては全米歴代1位の大ヒットとなっている。設楽は「何も考えずに『ペット』の世界に身を投じて下さい」とPRした。