昨年末よりロシア人ミリオネア実業家のエゴール・タラバソフ(22)と交際していたリンジー・ローハン(30)だが、2人は先週末、ついに大喧嘩。どうやら関係は危機を迎えているようだ。

 ローハンは英国時間の22日、スナップチャットで公開したビデオの中で、タラバソフと喧嘩していることを示唆。さらに、タラバソフの顔の部分を削り落としたツーショット写真をインスタグラムに掲載したり、タラバソフがクラブでパーティーを楽しんでいるビデオと共に、「彼が売春婦と浮気した」とメッセージしたりしていた。

 その後も妊娠していることをほのめかすなど、ショッキングな発言が続いたが、英サン紙が24日、ローハンが自宅アパートのバルコニーでタラバソフに対し大声でわめいているビデオを公開した。近所の人が撮影したとみられるビデオには、バルコニーに出入りするタラバソフの姿も映っている。

 ビデオには、ローハンが泣きながら、「彼が私の首を絞めた。殺そうとしたのよ。あなたとは終わりよ。もう愛してない。あなたは頭がおかしいのよ」「女性の首を絞めて、殴ったりして、それでいいと思ってるの?近所の皆が、あなたが私に暴力を振るってるのを見たわよ。ビデオにも録画したわ。出て行って!」などと叫んでいる姿が映っている。

 警察関係者が同紙に語ったところによると、23日午前5時ごろ、近所の人の通報で警官らがローハン宅に駆けつけ、ドアを打ち破ったという。当時、誰もアパート内にはおらず、警官らはローハンの安全を確認した後、現場を後にしたらしい。

 2012年にロンドンに移住したローハンは、タラバソフと昨年末より交際をスタート。公式発表はされていないものの、4月には婚約したと報じられた。お騒がせ女優として知られるローハンだが、最近は落ち着いた生活を送っており、以前のように問題を起こし、メディアを騒がせることもなくなっていた。(ニューヨーク=鹿目直子)