下ネタ大好きのアンチヒーローの活躍を描いたマーベル映画「デッドプール」の主演を務め、大ブレークを果たしたライアン・レイノルズ(39)。早くも次の主演映画「セルフレス/覚醒した記憶」が9月1日(木)から公開となる。

 本作は人から人への“記憶転送装置”が存在する近未来が舞台。がんに侵された大富豪ダミアンは、なんとか生き延びるために培養された若い肉体(ライアン・レイノルズ)に自身の記憶を転送する。一時はうまくいったかのように見えたが、実はその肉体は培養されたものではなく、特殊部隊に勤めていたマークという1人の青年の肉体だったのだ。ライアンはマークとダミアン、2人の人物の記憶が混在する難役を熱演。すでに本作はアメリカでは公開されており、ライアンの高い演技力と時期アクションスターとしての肉体が評価されている。

 そんなライアンは仕事だけではなく私生活も充実させている。2010年に米「ピープル」誌で「最もセクシーな男」に選ばれたことは有名だが、なんと今年同誌で「最もセクシーなパパ」部門でも1位に輝いた。ライアンのブレイクの鍵はもしかしたら、“再婚”にあるかもしれない。

 彼は2008年にスカーレット・ヨハンソン(31)と結婚するも、2010年10月に離婚。その後「グリーン・ランタン」(11年)で共演したブレイク・ライブリー(28)と恋に落ち、2012年に再婚。その後ライアンは「黄金のアデーレ 名画の帰還」(15年)で若き弁護士役を演じ、主演のベテラン女優ヘレン・ミレンにも負けない演技力が高く評価され、前述の「デッドプール」ではアクションスターの名も手に入れた。

 ハリウッド界には他にも再婚後に幸せをつかんだ男たちがいる。1988年にリタ・ウィルソン(59)と再婚したトム・ハンクス(60)もその1人。再婚後に主演した「フィラデルフィア」(93年)「フォレスト・ガンプ/一期一会」(94年)で2年連続アカデミー賞主演男優賞を受賞している。間もなく第2子が生まれると報道されているライアン。今後さらなる活躍が期待できそうだ。

【ハリウッドニュース編集部】