リオデジャネイロ五輪で、男子卓球史上初のメダルとなる銅メダルを獲得した水谷隼(27)に、芸能界からも祝福が相次いだ。そっくりさが話題のお笑いタレント波田陽区(41)も快挙を祝った。

 水谷の銅メダルが確定した直後の日本時間午前、波田はツイッターに「水谷選手の銅メダルの素晴らしいニュースのおかげで、朝から僕にもたくさんの方々からメッセージいただきました! ありがとうございます!! 僕も水谷選手のように強い男になれるよう頑張ります!!」と投稿した。「今日は『残念!』ではなく『万歳!』です!!」と、流行した自分の持ちギャグ「残念!」を引き合いに喜びを爆発させた。

 波田の喜びは止まらず、数時間後にはツイッターで、ついに卓球コスプレを披露。波田のトレードマークは、着流しにギターだが、着物はユニホームに、ギターは卓球ラケットになっていた。水谷が勝利の瞬間に喜びのあまり床に倒れ込んでしまった姿を、忠実に再現し、ツイッターユーザーから「似すぎ」「そっくり」などの声が相次ぐ盛り上がりをみせた。

 2人は五輪前から似ていることが話題になっており、波田は水谷が活躍するたびにSNS上で祝福や応援をしてきた。水谷も、波田のツイートをリツイート(転載)するなどしており、“公認”していたと思われる。また波田はこの日「以前からダイレクトメールではお知り合いだった」と、水谷との関係を記した。

 数日前のブログでは「1日10回は似てるねと言われます。僕はうれしいけど、水谷選手は嫌だろうな。集中力なくすだろうな。陰ながら応援します」と自虐気味につづっていたが、喜びを抑えきれないほどの快挙だった。波田はあらためて「おめでとうございます! 水谷選手に似ているというだけで、『RKB今日感テレビ』に呼んでいただきました! 本当にありがとうございます!」と投稿。波田は現在、福岡を拠点に活動しており“水谷効果”で地元RKB毎日放送の情報番組に出演できるおまけもあった。

 ◆波田陽区(はた・ようく)本名・波田晃(はだ・あきら)1975年(昭50)6月5日、山口県生まれ。04年、日本テレビ系お笑い番組「エンタの神様」をきっかけに、着流しにギターを持って「って言うじゃない…残念!!…○○斬り!」と、人や物事をきる「ギター侍」ネタでブレーク。同年の新語・流行語大賞でトップ10入りした。今年4月から福岡市に拠点を移し活動中。164センチ。血液型O。