俳優のジョニー・デップ(53)と女優のアンバー・ハード(30)が、離婚に合意したことを発表した。

 ジョニーは今年5月にアンバーから離婚を申請され、配偶者扶養料を要求された。アンバーはドメスティック・バイオレンスを受けてきたと主張するが、ジョニーの元妻や元パートナーらが「ジョニーはDVをするような男性ではない」と擁護し、離婚は泥沼化。しかし、先日、ジョニーが暴れて物にあたり散らしている動画が公開されたほか、ジョニーがアンバーとのけんかが原因で指の先を切り落としてしまったことが明らかになった。

 そして、アンバーが現地時間16日にドメスティック・バイオレンスの接近禁止命令と起訴を取り下げたとゴシップサイト「TMZ」は伝えた。アンバーは2度と申請をすることができないという。ジョニーはアンバーに700万ドル(約7億円)を支払うことで合意したそうだ。

 2人は共同の表明文で「私たちの関係は激しく情熱的で、ときどき不安定でした。しかし、いつも愛でつながっていました。どちらも経済的な利益のために虚偽の告発はしていません。肉体的に身体的に故意の危害は決してありませんでした。アンバーはジョニーの将来の幸運を祈っています。アンバーは離婚での経済的な利益をチャリティーに寄付します。この問題に関するこれ以上の公式声明はありません」とコメントしている。【ハリウッドニュース編集部】