タレントのクリス松村が、リオ五輪の卓球男子シングルで銅メダルを獲得した水谷隼(27)のガッツポーズに対する苦言に、「試合途中の選手にどうしても、今、言わなくてはいけないことだとは個人的に全く思いません」とコメントした。

 水谷は3位決定戦で勝利し、日本男子史上初となる銅メダルを獲得した際、ガッツポーズと雄叫びで喜びを表した。しかし野球解説者の張本勲氏(76)は14日放送のTBS系「サンデーモーニング」で、「あんなガッツはダメだよ。手は肩より上にあげちゃだめなのよ。『やっつけた』というような態度をとっちゃダメ。この国は『礼に始まり礼に終わる』。ガッツは肩の下まで」と苦言を呈し、物議をかもした。

 クリスは16日に更新したブログで、「試合のリズムを作る、作戦になるならガッツポーズ、大いにけっこうじゃございませんか」と、選手のガッツポーズを是とし、「大事な大事な試合中、国を背負っているという意識を持っている選手が緊張する中、選手に余計な情報が出る、伝わる・・・なんだかイヤですね。試合途中の選手にどうしても、今、言わなくてはいけないことだとは個人的に全く思いません。なんで、今・・・だったのでしょう? 逆に・・・喝!のような気が…」と張本氏を批判した。