NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の18日の平均視聴率が23・5%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高は8月17日で常子(高畑充希)が、かつて帝大生で常子にプロポーズした星野武蔵(坂口健太郎)と再会してしまうというドラマチックな展開。25・9%を記録した。最低は8月6日で、放送時間が変わったため、18%だった。

 18日の回は、商品試験について、常子と花山伊佐次(唐沢寿明)は悩んだあげくに、商品名を伏せて検査結果を「あなたの暮らし」に掲載した。だが、それでは商品試験の意味がなくなってしまう。

 考えた末に、自分たちで検査をすることにした。会社の入居する銀座のビルの1階が空いていた。そこを借りる算段を経理の水田(伊藤淳史)はしていてくれた。常子や花山の意図を、先回りして理解していたのだ。

 星野は娘の洋服が傘の色落ちで汚れてしまい、新しい服を買ってあげることにした。娘は「おしゃれおばちゃま」のような服がいい、という。おしゃれおばちゃまとは常子のことだった。星野は子供をつれて、銀座の常子の会社を訪れる。常子は、星野の家族を「キッチン森田屋」に連れていった。

 宗吉(ピエール瀧)は植物の研究をしていた星野を覚えていて「はっぱのあんちゃん、生きていたのか」と喜び合う回だった。