松原智恵子(71)が20日、都内で主演映画「ゆずの葉ゆれて」(神園浩司監督)の初日舞台あいさつに出席した。満員の客席を見て「立ち見なんて、日活以来です」と感激した。

 61年に日活映画でデビュー。今年で芸歴55周年を迎えた。「55年もたったとは思ってもいなかった。今回は脚本を読んですごく感激してやりたいと思った」。

 隣家の子供を演じた山時聡真(11)は「ロケではみんなとご飯を食べるのが楽しみだった。松原さんには『野菜を食べなさい』と優しく注意された」と明かした。松原の印象を聞かれた山崎が「すてきな方」と話すと、松原は「大きくなったら、また共演したいわね。私もずっと(女優を)続けているから」と再共演を約束していた。