タレント明石家さんま(61)が、20日夜放送のMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜午後10時)で、年内解散が発表されたSMAPについて「これでいいと思う」「あのまま続けても意味がないと思う」と語った。

 さんまは冒頭、リオ五輪のレスリング女子53キロ級で4連覇を逃し、銀メダルとなった吉田沙保里とは12年のつきあいがあることから、労をねぎらい、SMAP解散の話へ移った。

 今月に入り、活動休止の情報がめぐり、週刊誌の記者が自宅へ押しかけてきたと告白。「正式な発表もないのに…夜な夜な殴ったろかと思った」とし「そんなもん、こんなLINEきてます、とか言うわけないやん」と、メンバーからの連絡か、もしくはなにがしかの情報を得ていたことを示唆した。

 その上で、解散という決断について「こうなるだろうと思っていた」と発言。ファンに対しては「残念やろうけど」と思いやりながらも、さんま自身は「オレ個人的には、これでいいと思っている」と、解散への流れを支持。「あのまま続けていても、意味がないと思うので」と説明した。

 さんまは、解散騒動が最初に勃発した今年1月には、同ラジオで「去年(前年)の末から知ってた」と言い、メンバーが悩みを抱えているように見えたと告白。今年7月23、24日の毎夏恒例、フジ系「27時間テレビフェスティバル!」では、中居正広(44)に対し、騒動の行方についてしつこく食い下がった。

 同番組内で、さんまが、25周年楽曲やイベントについて、中居を追及。音楽番組出演をキャンセルしたことも持ち出し、再三に渡りグループの将来について「大丈夫なんやな?」と心配する場面もあった。

 さんまは中居のみならず、木村拓哉(43)とも親交があり、両者の気持ちを把握、想像もできていたようで、この日のラジオでは「気持ちってのは、あれですから。これからは個々に頑張って欲しい」と、グループ継続は厳しい状況だったと、メンバーの気持ちを代弁していた。