14日に解散を発表したSMAPの香取慎吾(39)草なぎ剛(42)が21日、パーソナリティーを務めるbayfm「SMAP POWER SPLASH」(日曜午後7時)で解散を報告して謝罪した。発表後、解散について言及したのは初めて。既に稲垣吾郎(42)木村拓哉(43)中居正広(44)が、それぞれのレギュラーラジオ番組で解散について語っており、これで5人の肉声が出そろった。

 冒頭、香取が一言一言かみしめながら話し出した。

 「皆さんこんばんは。SMAPの香取慎吾です。SMAPは解散いたします。応援してくださったたくさんの方々に心より感謝申し上げます。そして突然のお知らせとなりましたこと、深くおわび申し上げます」

 続いて草なぎが話した。

 「SMAPの草なぎ剛です。このたび僕たちSMAPは解散する道を選びました。いつも応援してくれたファンの皆様、支えてくれた関係者の皆様、グループ結成から28年間本当にありがとうございました。今後も精進してまいりますので引き続き、温かく見守っていただけるとうれしく思います」

 SMAPは先月下旬、休業という形で調整に入っていたが、休暇でハワイに滞在していた木村を除く4人が今月10日、ジャニー喜多川社長(84)を訪問。「休業ではなく解散したい」と主張したのが香取と草なぎだっただけに、この日のコメント内容が注目された。結果的にどちらも、解散発表に合わせて13日深夜に出したコメントとほぼ同じ内容だった。稲垣と木村はラジオで自分の心境を明かし、中居もリオ五輪期間中の発表となったことを謝罪していたが、香取と草なぎは多くを語りたくない気持ちにまだあるようだ。