NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の22日の平均視聴率が24・9%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高は8月17日で常子(高畑充希)が、かつて帝大生で常子にプロポーズした星野武蔵(坂口健太郎)と再会してしまうというドラマチックな展開。25・9%を記録した。最低は8月6日で、放送時間が変わったため、18%だった。

 22日の回は、「商品試験」は厳しい。命をかけて商品を作っている人がいる。その商品の優劣を試験するのだから、自分たちも命がけで臨まなければいけない、というのが花山伊佐次(唐沢寿明)の考えだった。少しのミスも許さない厳しいものだった。

 トースターの試験で大量のトーストができる。社員が知り合いの会社からバターをもらってきた。みなでバタートーストを作って食べようとすると、花山はバターを返してこい、という。「いつかバターの商品試験をするかもしれない。そのときに以前にサービスをしたから、この商品を良く書いてくれと言われたらどうするのか」というのだった。

 常子に、星野から電話がかかってきた。洗濯機の試験をするのならば、星野の会社の洗剤を格安で提供するので使ってくれないか、というのだった。常子は、その申し出も断った。試験にかかわるものは、自費で購入する決まりがあったからだ。

 申し出を断ったかわりに、星野の家におわびに行った。そこで、星野の息子が熱を出して倒れている場面に遭遇した、という回だった。