映画「夢のチョコレート工場」(71年)でウィリー・ウォンカを演じて知られるジーン・ワイルダーさん(83)が、現地時間29日に亡くなったことがわかった。83歳だった。

 ジーンさんはこの日、コネチカット州スタンフォードでアルツハイマー病の合併症により自宅で亡くなったと「AP通信」は伝えた。

 ジーンさんは1960年代に俳優としての活動をスタートし、映画「プロデューサーズ」(68年)でアカデミー賞助演男優賞にノミネート。70年代にも「夢のチョコレート工場」や「ブレージングサドル」(74年)、「星の王子さま」(74年)など多数の映画に出演し、さらに映画「ヤング・フランケンシュタイン」(74年)ではアカデミー賞脚色賞にノミネートされている。90年代はテレビシリーズやテレビ映画に出演して活躍した。

 ジーンさんの死にメル・ブルックス監督(90)や俳優のラッセル・クロウ(52)、オリヴィア・ワイルド(32)やサラ・ジェシカ・パーカー(51)ら多くのセレブが哀悼の意を表している。【ハリウッドニュース編集部】