覚せい剤取締法違反(所持、使用)などの罪に問われた元俳優の高知東生(本名大崎丈二)被告(51)と知人の元クラブホステス五十川敦子被告(34)は31日、東京地裁の初公判でいずれも「間違いありません」と起訴内容を認めた。高知被告は裁判官から職業を問われると「就いていません」と答えた。

 18席の一般傍聴席を求めて1198人が並び、約66倍の抽選となった。

 起訴状では、2人は6月24日、横浜市南区のホテルの一室で覚醒剤を吸引するとともに約4グラムを所持。ほかにも高知被告はこのホテルで大麻約1・3グラムを、五十川被告は横浜市内の自宅で覚醒剤約1・9グラムを所持したとしている。

 高知被告は俳優の高島礼子(52)の元夫。高島は事件発覚後、所属事務所を通じて離婚を発表した。