美内すずえ氏の人気漫画を原作にした舞台「ガラスの仮面」の公開稽古が31日夜、大阪松竹座で行われた。

 76年の連載スタートからちょうど40年。原作は、女優志望の北島マヤを中心に描いたドラマで、今なお、幅広い世代の読者を持つ大ヒット作。14年にもG2の演出で舞台化されているが、今回は、同じキャスト、スタッフで新エピソードを加えて上演される。

 主人公の北島マヤを演じる貫地谷しほり(30)は「再演ではありますが、今回は『紅天女』の場面もあり、全くの新作という気分」で、稽古に臨んできたと話している。

 マヤの永遠のライバル・姫川亜弓はマイコ、マヤを見守り続ける桜小路優は関西ジャニーズJr.の浜中文一、マヤにひそかに思いを寄せる大都芸能社長の速水真澄役に小西遼生、その秘書・水城冴子は東風万智子。舞台「紅天女」に命を懸ける伝説の大女優・月影千草は一路真輝が演じる。

 公演は、大阪松竹座で9月1~11日、東京・新橋演舞場で同16~26日。