ぼうこうがん手術を受けたフリーアナウンサーの小倉智昭(69)が、自身のがんは寛解していないことを明かした。

 小倉は2日放送のフジテレビ系「とくダネ!」に出演。乳がん闘病中の小林麻央がブログを新設して自らメッセージを発信したことについて、「オープンにした方が絶対に気持ち的に楽になりますね。自分で経験して」とコメントした。

 自身もぼうこうがんが見つかったことを今年5月の同番組放送中に告白。その後手術を受け、約1週間で番組復帰した。

 小倉は「いまだに言われるんですよ『1週間で内視鏡で取って良かったですね、早期発見でおめでとうございます』」と周囲から誤解されていることを明かし、「『治ってないですよ』って正直に言うのね僕は。今でも聞かれりゃ何でも答えますけど、そのほうが生きてく上で僕は楽だと思うし、みんながそういうふうにどんどんオープンに話せるようになったらがんの治療法も変わって進んでくると思う」と語った。

 自身が現在受けている治療については「実際にがんになってみて、ガンは切らない時代になってるって本当に勉強しましたからね。だから『どうしてもキレ』って言われても僕は『切らない』って今踏ん張ってます」と明かした。