6月に第1子を出産した女優の釈由美子(38)が、待機児童問題が深刻な状況を受け、早くも保育園探しを始めたことを明かした。

 釈は2日に更新したブログで「今日、ニュースで待機児童の数が2年連続でまた増えたとやっていました」と深刻化する問題に触れた上で、初めて保育園の見学に行ってきたと報告。自身はフルタイム勤務ではなく女優という不規則な仕事のため、認可保育園への申し込みは条件が厳しいらしく、「熾烈を極める保育園戦線に私なんかが参戦して待機児童の数を増やしたところで本当に切実に必要として待っていらっしゃるママさんに失礼なので」と、認可外の保育園を検討しているとした。

 「私も、今はまだ育休をもらっていて息子が手が離せない時期はなるべく母親が側にいてあげたいと思っているのですぐに預けられる施設を探しているわけではありません」という釈は、当初はのんびりと考えていたものの、調べていくうちに認可外でもすでにいっぱいの状態であるとわかり、「園によって、申し込みの時期も違うのですが早いところだと先着順と言われたのであんまりのんびりもしていられないな、と今日初めて見学に行ってきた次第です」と明かした。

 来年でデビュー20周年を迎えることもあり、「ずっと生き甲斐を感じて続けさせてもらえた仕事なのでできることならば、いつかまた芝居もしたいですし自分の視野も広げたいと思っています」と女優復帰への思いを明かし、「母親として、そんなことを考えてしまうのは自己中以外の何ものでもないのはわかっているので息子に対して心苦しいですがせめて、来年1歳になった息子が毎朝、保育園に行くのが楽しみで仕方ないような笑顔を見せてくれる大好きな保育園に通わせてあげられるよう慎重に保育園見学をして安心安全な施設を探していきたいと思います」とつづった。

 そして「1日も早く復職したいのに預けらる保育園がなくて本当に困っているお母さんたちのためにも行政には待機児童の問題を早急に解決してくれることを願っています」とブログを締めくくった。