全員主役をコンセプトにしたジャニーズの新作舞台「ジャニーズ・オールスターズ・アイランド」(12月3日~1月24日、東京・帝国劇場)の制作発表が6日、都内で行われた。内博貴(29)、A.B.C-Zの戸塚祥太(29)塚田僚一(29)、Kis-My-Ft2の玉森裕太(26)、Sexy Zoneの佐藤勝利(19)らが出席し、意気込みを語った。

 会見には、29歳の内から、13歳のHiHi Jet(ハイハイジェット)の猪狩蒼弥まで、21人が出席した。壇上を見渡した内は「若い子たちのパワーを感じながら、いい作品にしたい。刺激にもなるし、最年長なので、みんなを見守れたら」と話した。

 全員主役というコンセプトに、ジャニーズJrらも色めき立つ。ローラースケートのパフォーマンスが特徴の猪狩は「キスマイにはローラースケートは負けません!」と、同じくローラースケートのパフォーマンスに定評のあるキスマイにライバル心をぶつけた。後輩の勢いに、玉森は「キスマイもうかうかしてられない」。

 「-オールスターズ・アイランド」は、ジャニー喜多川氏が作、構成、演出を務める作品で、ポスターには57人が同じ大きさで載った。3部構成の舞台で、1部は過去、3部は未来を描くという以外、出演者にもほとんど内容が知らされていない。

 「舞台と客席が1つになった時、宇宙からの手紙が届く」というキャッチコピーが付けられ、会見にはジャニー氏からのメッセージが届いた。「宇宙から、愛すべき地球の皆さまへごあいさつ申し上げます」と、遊び心ある書き出しで始まったメッセージで「ステージにいるアーティストたちには、第1部、第3部の内容しか知らせていません。ひそかに第2部のショーを準備しています。一体どんなショーになるのでしょうか」と、期待とサプライズの用意があることが伝えられた。

 玉森は「何も知らされていない。想像以上のものができるとワクワクしています」、佐藤も「ジャニーさんからのむちゃぶりもあると思う。2部のサプライズは聞かされていないけど、応えていきたい」と話した。

 仕事のため会見は欠席も、ほかにキスマイ藤ケ谷太輔(29)も出演する。