女優満島ひかり(30)が6日、イタリア・ベネチアで開催中のベネチア映画祭で、出演作「愚行録」(来年2月18日公開、石川慶監督)の公式上映に出席した。会見に花をあしらった鮮やかなドレスで姿を現すと、レッドカーペットではグッチのロングドレスに着替えて再び登場。ファンのサイン攻めにも笑顔で応じていた。

 作品は直木賞作家貫井徳郎氏が原作で、妻夫木聡(35)が主演。満島は妻夫木演じる週刊誌記者の妹を演じた。革新的な作品を集めたオリゾンティ部門に出品されており、テーマの一つに「階級」がある。満島は「学校の中でカテゴリーを作って生きていくみたいなことは、他の国と比べてどうか分かりませんが、大学生(ぐらいの年代)にはあるのかなという気がします」と私見を語った。

 ほか石川監督らが登壇した。