歌手で俳優の武田鉄矢(67)が、民進党の蓮舫代表(48)を「残念な女優さん」に例えて、政治家として同代表に欠けている資質について持論を展開させた。

 18日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」では、蓮舫代表の二重国籍問題を取り上げた。その中で武田は、「この方を見ていると“残念な女優さん”を思う。主役取れない女優さんの典型。出てきただけで表情がセリフになっている。何を報告するかわかる」と指摘した。

 武田は、石原慎太郎元都知事(83)が人気を集めた理由を「何の根拠もなし、何の自信もなし、何の計画もなしに、にっこり笑って『大丈夫!』って言うと、皆が『大丈夫かな』と思う」と彼のポジティブな姿勢にあったと分析し、「政治家ってそれでしょ。明るい未来を目指そうと人に呼びかけるとき、明るい表情で語れる人がトップになるんです」と主張。蓮舫代表は「自分の潔癖を訴えるために表情が暗い」と同代表のモノマネをしてみせて、「嘘でもいいから明るい顔で明るい未来を語れる人のみが政治を動かせる」と持論を述べた。