米女優アンジェリーナ・ジョリー(41)から離婚申請された俳優ブラッド・ピット(52)が20日(日本時間21日)、米誌ピープルを通じて「非常に悲しい。今は子供たちの幸せを第一に考えたい」との声明を発表した。ロイター通信によると、ジョリーの弁護士が同日、ピットとの離婚を申し立てたことを明かし、理由は「家族の幸せのため」としている。

 05年に交際が始まり、14年に正式に結婚した2人には3人の養子と、3人の実子がいる。ジョリーは「和解しがたい不和」を離婚申請理由に挙げており、芸能情報サイトTMZによると、6人の子供全員の単独親権を求めているという。ピットには面会権を与えるが、養育権は渡さないと主張しており、親権が離婚成立の焦点となりそうだ。

 一部報道では、ピットが大麻とアルコールを好んで常習していることや、怒りやすい性格が子供たちに悪影響を与えていることが原因だと伝えられている。また、ピットが新作映画「マリアンヌ」で共演した仏女優マリオン・コティヤールと不倫したためとも言われているが、ピットの関係者は否定している。