桂歌丸(80)が会長を務める落語芸術協会による「第10回芸協らくごまつり」が25日、東京・新宿で行われ、開会式に歌丸、三遊亭小遊三、桂米助、春風亭昇太、ナイツらが出席した。

 今年で10回目を迎え、来年第11回の開催が9月24日と発表された。歌丸は「お客さまがお見えにならなかったら10年も続かなかった。これからも見放されないよう、芸協のみんなで頑張っていきたい。(来年は)あたしのスケジュールに合わせたんですから」と意欲的だった。

 歌丸は今年7月から8月にかけて腸閉塞(へいそく)治療で入院、先月11日に高座に復帰した。体調については「いやあ、上がったり下がったり、上がったり下がったり。油断ができない」と話した。小遊三がすかさず「油断してると、即身仏になっちゃう」と言うと、歌丸も大笑いだった。

 開会式にはほかにザ・ニュースペーパー、熊本地震復興支援を呼び掛けるためくまモンも出席。