乳がん闘病中の小林麻央(34)が、がんが判明したことを義母に初めて伝えた当時を振り返り、義母の言葉に「涙が止まらなかった」と明かした。

 麻央は25日にブログを更新。14年10月に受けた生検で乳がんが判明した時、夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵は舞台中だったという。舞台の合間に、近くのホテルで会うことになったが、麻央は「『お母様にはなんて言ったらよいだろう。。。』 1年半前に父團十郎を亡くしたばかりの母に、とてもでないけど、今度は私が癌だなんて言えないと思った」と当時の心境を振り返った。

 義母には海老蔵から電話で伝えたという。「主人が電話をかけたら、主人の母は『私がなればよかったのに。。。!』と言った。その言葉のなかには、父を亡くした母の寂しさ、哀しさが同時に凝縮されているようで、涙が止まらなかった」とつづった。

 麻央のブログを受け、海老蔵も「あの日、忘れられない日、私は何事もすぐに忘れる人間です。良いような悪いような、そんな私があの日の事、全て覚えている」と振り返り、「しかもその時はいったホテルの鍵もまだもっている。3年も前のホテルのカードキー、捨てられずにいる。今日ブログで書けて少しホッとしてる私がいる。ありがとうございます」とつづった。