第29回東京国際映画祭(10月25日開幕、東京・六本木ほか)のラインアップ発表会が26日、都内で行われ、コンペに出品される「雪女」(来年公開、杉野希妃監督)に出演する青木崇高(36)が出席した。「雪女を演じる青木崇高です」と冒頭からボケて場を和ませた。

 昨年、釜山映画祭の際に杉野監督と食事した際、作品の構想を聞いた。出演を決めた理由を「小泉八雲の『雪女』(の原作)に、新解釈というか、オリジナルを加えると言っていた。挑戦的なところが台本から読めた」と説明。「小泉が見た、日本を外から見た風土、風習を取り込んだ作品。それを日本人が撮り、国際映画祭で発信できるというのが感慨深い」と話していた。

 7月に結婚した優香(36)については触れなかった。