TBS武田信二社長が28日、定例会見を行い、制作する映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第1章」(三池崇史監督、来夏公開)について、願掛けの意図から「社運はかけない」と異例の発言をした。

 累計発行部数9000万部を誇る人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の初の実写映画化。構想と準備に5年をかけた大型プロジェクトで、東宝、ワーナーブラザースジャパンとともに共同製作する。この日、都内で主人公の東方仗助を演じる山崎賢人(22)や、神木隆之介(23)小松菜奈(20)岡田将生(27)真剣佑(19)山田孝之(32)伊勢谷友介(40)ら豪華キャスト陣による発表会見が行われた。

 「社運をかける意気込みと思われるが」との質問に対し武田社長は「事業なり番組なり、社運をかけると言うとろくなことはない」と笑わせ「社運をかけるとは、決して口にしないと決めている」と話した。