「全日本国民的美少女コンテスト」で知られるオスカープロモーションが、20代のスター発掘を目的に行った「第1回ミス美しい20代コンテスト」の受賞者が決定し、29日、都内でお披露目発表会を行った。特別ゲストとしてオスカープロ所属の武井咲(22)剛力彩芽(24)河北麻友子(24)が出席した。

 10代を対象にした美少女コンテストと異なり、20代の女性を対象に行われたコンテスト。4万0018人の応募者からグランプリには大分県出身で福岡大3年の是永瞳さん(21)が選ばれた。小学校から今も空手を続け、現在2段。高2から昨年まで全国大会に出場している。また、昨年、福岡大のミスコンでグランプリを受賞した。

 是永さんはミスコンに出場し「人に見られる仕事は素晴らしいと気付いたのがきっかけ」と応募の理由を説明した。また目標とする女優は「米女優アン・ハサウェイさん。カメレオンのようにいろんな役をこなすから。それと、とてもキュート」と語った。

 今後の夢は「空手が東京五輪の種目に選ばれたので、国民の皆さんの声援を選手に伝える懸け橋となるようなリポーターとか、スポーツに関わる仕事もしたい」と語った。

 オスカープロでは10代で所属したタレントは25歳になるまでは恋愛禁止。今回は20歳過ぎての所属となるため、デビュー後、5年間は恋愛禁止となる。是永さんは「この業界に入ったからには仕事しか見ないです。(男性も)5年間、女性として見ます」と笑顔を見せた。この日は賞金200万円の目録も手にした。「まずは大学に行かせてくれた両親に返したいと思います。あとは世界でも活躍したいので大きなキャリーバッグが欲しいです」と語った。

 祝福に駆けつけた武井は「夢を持って一生懸命に頑張れば、かなえてくれる人はたくさんいます」、剛力は「楽しむことが何より」、河北は「私のようなこんな感じでも仕事ができています。安心して仕事をして」とアドバイスした。

 準グランプリには大阪出身のモデル中谷モニカさん(23)と青森出身の大学生の奥山かずささん(22)が選ばれた。他にモデル賞に熊本出身の西本有希さん(23)、審査員特別賞に東京出身の宮本茉由さん(21)が選ばれた。